時間に追われるボーイスカウトルール
株式会社バカンにてソフトウェアエンジニアをしています、田巻です。
バカンは創業1年半のいわゆるスタートアップで、少人数で高速にプロダクトを作ることが必要になります。
そうなると、担保できないものが必然的に出てきます。
コードの品質です。
そこで、僕は自分に対して一つだけ守るべきルールを作っています。それがボーイスカウトルールです。
ボーイスカウトルールとは、「来たときよりも綺麗に」というただそれだけのものなのですが、個人的にはスタートアップにおける開発の心得としてかなりフィットしているかなと感じています。
スタートアップでプロダクトを作っていると起こることとして
- 時間がない
- 仕様がすぐ変わる
という前提がほとんどの場合存在し、こういった中ではじめから全力を出しすぎてしまうと、後々後戻りできない仕様変更が発生することがあり逆に時間をとる羽目になります。
そのため最近は、「最初は、適当に最低限だけつくる」ことを心がけています。
そのなかで、ユーザーの声を聞き、改善をいれていく際に以前なかった仕様を取り込むタイミングが来るのですが、そのタイミングで設計やコードの品質を、最低限から一歩進める、というのを繰り返し行なっています。
それを自分の中でやめないようにするために、明確に言葉にして、「来たときよりも綺麗に」と心の中で叫ぶわけです。
具体的に改善されてきた流れをいくつかご紹介します。
- なし
validator
モジュールを導入し、controller
層でのパラメータ検証express-validator
を導入し、パラメータ検証をrouter
層に移動
- なし
- モック DB を用意し、用意されたデータに対してのユニットテスト
sinonjs
を導入し、データレイヤーとモデルレイヤーのユニットテストの責任分離
なんというか、未熟な状態からある程度現代を生きるエンジニアっぽく成長していく流れが見えていいかなと思います(笑
そんな弊社、株式会社バカンでは、エンジニアを募集中です。
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